心の健康など

良い判断基準はないの?

ネット上では色々な情報が溢れています。

 

その判断の仕方について。

 

 

 

 

判断について色々書いていますが、

この記事自体についても鵜呑みは良くありません。

 

 

自分で考え、

自分の全責任は自分で負う、

という姿勢が最も大切です。

 

 

 

 

1.単語に注意する

 

以下に要注意単語を載せる。

 

 

 

「本物」

これを連発する人は「偽物」という皮肉。

 

 

 

 

「バランス」

これを連発する人は、理解不足。

 

どれがどれだけ必要か、などが分かっていないから、

「バランス」という言葉が必要になる。

 

「バランスのとれた食事」が典型例。

 

 

 

「植物性食物が良い、どんどん摂る」

世の中で思われている程、摂る必要はない。

 

 

 

「自然な」

これも大変魅力的な言葉。

しかし、これの言葉を連発している人には要注意。

この単語で、自分の考えを止めないように。

 

 

 

 

「自分の身体を信じる」

このフレーズも、大変耳ざわりが良い。

しかし、よく考えて欲しい。

信じる、信じないってもはや宗教などの領域。

それよりも、なぜ身体に良いのか?などを考えるべき。

せめて、身体を信じる8割、少し「そうかな?」と思う2割くらいで。

 

 

 

「普遍的なものの見方」

これは非常に高尚に聞こえます。

超越感があります。

しかし、普遍的な「原理・原則」はあっても

ものの見方が普遍的であるという事はありえません。

人にはそれぞれ立場や考え方の方向性・癖があります。

「人間の考え」自体で「普遍的」などと言うものはありません。

「普遍的」とは「すべてのものに共通している」という事です。

しかし、ものの考え方は人によって違います。

「普遍的なものの見方、考え方」などと

頻発している人には注意しましょう。

 

 

このように言葉に注意する。

 

 

 

 

 

2.しくしようとする人に注意する。

 

 

アインシュタインの名言が参考になる。

 

「Everything should be as simple as it is, but not simpler.

あらゆるものはできるかぎりシンプルにすべきである。

ただ、シンプルにしすぎてはいけない。」

 

 

難しくしようとする人は、

・自分も理解できていない

・自分への依存を誘導したい

というタイプ。

 

 

理解できていない人の話を聞いても無駄になる。

 

その人の説に依存するのは、

自分の成長を妨げる。

 

そして「私の言っている事は正しい、私に依存しなさい」

とか言う人は、あなたを搾取しようとしています。

 

あなたにメリットを与えず、

あなたから何かを奪う思考の持ち主です。

 

関わらないほうが良いでしょう。

 

 

 

 

 

3.「分からない」「教えてください」と言える人は尊敬できる。

 

 

この2つを言える人は凄い。

 

糖質制限で有名な

江部先生も、夏井先生も、宗田先生も、このセリフが言える。

 

 

なぜ、このセリフが言えるか?

 

自分を低く見られそうなこのセリフはなかなか言えないのが普通。

 

 

 

それは

「学びたい」という意欲が強いため。

誠実なため。

 

そして

「自尊心が高い」

ため。

 

こういった人は尊敬できる。

 

やたら偉そうに断定する人は逆に要注意

 

 

そして、私も分からない事だらけ。

 

 

 

以上、判断について、でした。

 

 

 

 

ABOUT ME
医師水野
内科医。2003年に医師免許取得(医籍登録)。 両親とも糖尿病家系。2度肥満だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。 その後、糖質オフやビタミン・ミネラルなどの情報をブログ、Facebook、YouTubeなどで発信。 監修本「糖質オフ大全科 (主婦の友社)」が中国でミリオンセラーに。 著書は「糖尿病の真実~なぜ患者は増え続けるのか~ (光文社新書)」「1年で14キロ痩せた医師が教える 医学的に内臓脂肪を落とす方法(エクスナレッジ)」「薬に頼らず血糖値を下げる方法(アチーブメント出版)」、など。