癌、ビタミン・ケトン療法

美味しいカルニチン

前回の美味しいプロテインに続き、美味しい系です。

 

 

今まで何回か取り上げてきた

「カルニチン」

について、です。

 

脂質(長鎖脂肪酸)の代謝に欠かせないのが

カルニチン。

 

不足すると深刻な状態になります。

 

カルニチンの注射薬とインタビューフォーム

 

 

上記で取り上げたように

 

「細胞内のカルニチンが欠乏すると、

カルニチンの機能が不十分となり

肝臓、脳、骨格筋、心筋など種々の臓器で異常が生じ、

重篤なカルニチン欠乏症では、

低血糖発作による昏睡など生命を脅かす臨床症状を呈し、

重篤で不可逆的な臓器障害をきたす。」

 

となります。

 

「不可逆的」という事で、不足しすぎると

もう回復しなくなる、という事です。

 

 

また、ケトン体が上がらない場合も

カルニチンが不足している事があります。

 

ケトン体が上がらない

 

 

そのカルニチンですが、

「内服薬」もあります。

 

剤形は「錠剤」と「液体」があります。

 

その液体のカルニチンを何回か飲みましたが

薬にも関わらず味が意外とすっぱくてマズさはあまりない

という薬剤でした。

 

 

そのカルニチンは、

サプリメントも存在しています。

 

そのサプリメントは

さらに味付けしてあるため

より美味しく仕上がっているのもあります。

 

飲んでみたのは

「青いラズベリー風味」

です。

 

「青い?!」ってなると思いますが

実際に液体が青いです。

 

なお、味は甘酸っぱいですが

炭水化物ゼロの模様です。

(スクラロースが入っています)

 

 

他の味も美味しいかもしれません。

 

 

甘酸っぱくて美味しく味付けでした。(個人の感想です)

 

美味しいので一気のみすると胃にきますので

気をつけましょう。

 

 

以上、カルニチンについて、でした。

 

 

ABOUT ME
医師水野
内科医。2003年に医師免許取得(医籍登録)。 両親とも糖尿病家系。2度肥満だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。 その後、糖質オフやビタミン・ミネラルなどの情報をブログ、Facebook、YouTubeなどで発信。 監修本「糖質オフ大全科 (主婦の友社)」が中国でミリオンセラーに。 著書は「糖尿病の真実~なぜ患者は増え続けるのか~ (光文社新書)」「1年で14キロ痩せた医師が教える 医学的に内臓脂肪を落とす方法(エクスナレッジ)」「薬に頼らず血糖値を下げる方法(アチーブメント出版)」、など。