各所から大変反響を頂いた
「なぜ変えないのか?」
これを見て思った方もいるでしょう。
そうすると逆に、
「なぜ変わる・
変える人がいるのか?」
と。
今回は逆サイドのお話です。
今回も3点に分けて書いていきます。
1.確信したから
糖質オフや湿潤療法を実践する医師は
概ね
「まず初めに、自分でやってみて効果を確認」
しています。
そして、
「これは効果が凄い」
と治療効果を実際に確認します。
同時に全く知識がなかったため
色々調べて「理論的裏付け」も
とっていきます。
すると
いかに従来治療に科学的根拠がないか、
間違った事をしているのかが、
ハッキリと分かります。
この時点で
確信
します。
今までの治療はむしろ
間違い
だった。
糖質オフ、湿潤療法の方が
より良い治療方法である、
と。
このため治療方針を変える事になります。
ごく自然な流れですね。
気付いてしまった。
変える。
もう元には戻らない。
2.治したい
良心を持つ医師なら
やはり
病気を治したい、
患者さんを良くしたい、
それらに貢献したい、
といった思いがあります。
このため、従来治療で
なかなか良くならない、
延々と薬を飲み続ける必要がある、
傷が深くなる、
といった場合には、
疑問や不満を持つのが
「考える」頭のある医師です。
そうして、
「何か良い方法はないか」
と考え続け、
探し続けているうちに、
発見します。
その後は上記1の流れですね。
3.気にしない
ただし、上記のように
「自分でやってみて効果を確認した」
「理論的裏付けも確認した」
といった場合にも
実際に治療方針を変える医師と変えない医師があります。
湿潤療法と糖質制限で有名な夏井 睦先生は
著書「炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】」の中で
炭水化物が人類を滅ぼす【最終解答編】 植物vs.ヒトの全人類史 (光文社新書)
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2:6:2の法則、
冒険家遺伝子(DRD4-7R)といった側面から
説明をされています。
この冒険家遺伝子を持つ人は
新しい事にチャレンジする、
そしてその割合は2割、
といった説明です。
このように
「こうした方が良い」
と考えても
実際に行動する人と
行動しない人がいます。
治療方針を変える医師は
まさに
行動する人
です。
当然、新しい事をすると
いろいろな反作用が起きます。
それでも行動します。
自らの内から
湧き上がる、こみ上げる
意欲・欲求が
あるためですね。
そして、行動する人は
今までの経験で
行動すると良い結果を得る
事を知っています。
途中で色々ありますが、
トータルとしては良い結果になる。
これを知っています。
これが
「正のフィードバック」
となり、さらに行動するようになります。
さらに
不安・心配はまったく無用
という事も知っています。
気にしない、
という事です。
当然、メリット・デメリットや、
現状などについて把握したり、
未来を予測するのは必要です。
ですが、根拠のない、
漠然とした不安や心配は
むしろ自分に取ってマイナスしかなく、
まったく必要がないものです。
このような事から
変える人は変える、
行動する人は行動する、
といった事になります。
以上、なぜ変えるのか?でした。