で、そんな
「検査では分からない動脈硬化」
の人について。
一見、検査をしても
血管は比較的ツルツルで
何ともなさそう。
もちろん、
体調も何ともない。
しかし、
材料不足で修理が進んでいないために
血管壁の傷はそのままになっている。
これは、
建設会社の社員がリストラされている状態。
建物がボロボロなのに
工事すらきちんとされていない状態。
で、そんな人が今話題の「糖質制限」を見かけるとどうか?
間違った糖質制限では糖質を控えるだけで、
脂質もタンパク質も足りないままで、
やせて筋肉がなくなりヨレヨレになる。
それはそれで問題だが、
むしろ「正しい糖質制限」をした場合。
これがヤバい。
一見傷ついてない、
コレステロールがくっついてない血管は実は、ボロボロ。
傷つきまくっている。
そこについに「傷を治す材料」が来る。
体は傷を治そうとめっちゃコレステロールを作る。
作りまくる。
「ついに材料が来たぞ〜〜!!」
とばかりに
コレステロールを作りまくる。
これが、
「糖質制限でLDLコレステロールが上がる」、
「卵でLDLコレステロールが上がる」
という状態。
「ついに材料が来たぞ〜〜〜!!」
なのである。
通常であれば、一旦、LDLが増えても、
傷を治し終わればLDLは自然に下がる。
大体、1年以内に下がる。
これが普通。
傷が少ない状態だとその流れ。
そうで無い場合は・・・??
傷がすんごい場合は・・・??
次回へ続く・・・。