考え方

栄養ピラミッド

今回は栄養ピラミッドについて。

 

 

栄養充足のための「優先順位」を示すのが、この「栄養ピラミッド」

栄養以外の健康全般の優先順位は健康ピラミッドで示されます。

健康ピラミッドはコチラ。

健康ピラミッド今回は健康ピラミッドについて。 健康のための「優先順位」を示すのが、この「健康ピラミッド」。 さっそく、その内容を見...

 

 

さっそく、その内容を見ていきましょう。

 

 

スバリ、これが「栄養ピラミッド」

 

 

栄養ピラミッド

 

一番下の「タンパク質と脂質」がもっともベースとなり、一番大切です。

 

 

 

 

タンパク質と脂質

 

タンパク質と脂質は、身体のエネルギーでもありますし、身体を作る成分でもあります。

脂質は、コレステロールとなって身体を修理するのにも使われます。

また、脂質はホルモンの材料になったり、細胞の膜の構成要素になったり、皮膚が乾燥しないように分泌したり、ケトン体や脂肪酸になってエネルギーになる、など全身で幅広く用いられています。

タンパク質は筋肉はもちろん、骨、皮膚、髪の毛などにも使われていますし、内臓全般もタンパク質で出来ています。

さらにはタンパク質も糖新生を経てエネルギーになります。

 

そして、タンパク質と脂質は、不足するとあらゆる所に不調が出て、さらに不足すれば死に至ります。

 

これほど「最も重要」なのに、とても軽視されているのが、この「タンパク質と脂質」です。

糖質や食物繊維は、摂取する必要はありません。

ご高齢で体力がなく寝たきりで点滴だけで生きている、という場合にはブドウ糖の点滴が必要ですが、そうでなければ、糖質を口から摂る必要は全くありません。

 

 

 

 

 

 

2番目に大切なのが「鉄」です。

鉄はミネラルの一種ですが、とても欠乏している人が多く、重要性も高いので別枠となっています。

効率良く(ミトコンドリアで)エネルギーを作るのに絶対に欠かせないのが「鉄」です。

鉄は、性格や思考能力にも影響を与えます。

鉄不足では脳がエネルギー不足となり、うつ、パニックなどさまざまな状態を引き起こします。

また鉄不足は、肥満、糖尿病、癌などのリスクとなります。

健康維持などとともに、個人のパフォーマンスにも影響します。

 

鉄についてはコチラを。

フェリチンと鉄の異常事態今回は「フェリチン」について。 こちらの関連記事もご参照ください。 https://mizunodoc.jp/archive...

 

 

 

 

ビタミンとミネラル

 

 

栄養で3番目に重要なのが、ビタミンやミネラルです。

ビタミンやミネラルも「必須栄養素」で、欠乏すれば死に致します。

非常に重要です。

 

しかし、ビタミンやミネラルをどうこうしよう、という前にタンパク質と脂質、さらに鉄を「充足」させる必要があります。

 

最重症レベルのタンパク質不足があると、ビタミンやミネラルで体調不良になる事がよくあります。

 

 

なお、この話は(図自体は少し違いますが)、本にも載っております。

 

 

 

元ネタ「治療のピラミッド」

 

なお、この健康ピラミッドには元ネタがあります。

元ネタは「パラダイムシフト好きの外科医のblog」の「治療のピラミッド」です。

 

 

これが思考のためのツールとして、超スグレモノでした。

 

ただし、プレゼンする時に、マイルールで「1つの図表に概念3つまで」と決めているので、4段階あるこの元のピラミッドが入りません・・・。

という事で、3つのピラミッドを2つにしました。その名も「健康ピラミッド」と「栄養ピラミッド」です。

 

 

 

動画はコチラ。

 

土曜教室の第2回「健康ピラミッド」。

2017年7月22日に行いました。そして早速、動画を編集しました。

今回、午前の外来がおしたためにワタワタと始まりました。

で、機材が片付けられている、というトラブルがありマイクも代替機で録音しました。

そうしたら途中までしか撮れておらず3ファイル目からは低音質でのお届けとなってしまいました。予めご了承ください。

では、早速、本編をどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハーバード成人発達研究は神戸講演でも話したものです。

 

以上、健康ピラミッドについて、でした。

ABOUT ME
医師水野
医師水野
医師、アキバ水野クリニック院長。 2003年に医師免許取得(医籍登録)、2019年2月13日にアキバ水野クリニックを開設、院長となる。 両親とも糖尿病家系。2度肥満だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。 97単位に及ぶインスリンの自己注射を不要とするなど、2型糖尿病患者の脱インスリン率100%という実績を打ち出す。 糖質制限やインスリンを使わない治療法などの情報をブログ、Facebook、Twitterや、講演会などで精力的に発信。 現在は、がんに対するビタミン・ケトン療法も実践中。 著書は「薬に頼らず血糖値を下げる方法」「みるみるやせる・血糖値が下がる 最強の糖質制限ガイドブック」など。