貧血の原因は鉄欠乏だけではありません。
鉄欠乏がなく
「ビタミンB欠乏」
のパターンも非常に多くあります。
また腎機能の低下による「エリスロポエチン」という造血ホルモンが少なくなる
「腎性貧血」
もあります。
低栄養でも
「低栄養性貧血」
となります。
そして、
「鉄欠乏性・ビタミンB欠乏性・腎性・低栄養性貧血」
と全部合わさった貧血も、
高齢者などには結構頻繁に見られます。
他にも無効造血など貧血の原因は非常に様々です。
「貧血➡︎鉄欠乏」ではありません。
「鉄欠乏➡︎貧血」でもありません。
貧血関連は「総合的な判断」が必要です。
そして、
逆もあります。
炎症性に上昇したフェリチンを見ると、
ほとんどの医師が鉄過剰と勘違いします。
これはホントに多い。
このように、鉄関連は非常に遅れています。
鉄関連では特に、自分の身は自分で守る必要があります。