心の健康など

なぜ、そんなに違うのか?「不教は伝わる」

なぜ医師によって、こんなに違うのか?

 

例えば、

なぜ、ほとんどの医師はフェリチンをきちんと測らないし、

評価できないのか?

 

 

答えは

「どこでもキチンと教わらないから」

です。

 

教科書にもしっかり書いてない。

 

学生の頃にもここまでは習わない。指導医も、教えない。

 

教える側の先生も同じ状態。教わらなかった。

 

これを私は

「不教は伝わる」

と言っています。

 

この不教の状態から脱するのは難しいです。

 

今までの「常識」が邪魔するからです。

 

 

 

鉄に関しては下記の「常識」が邪魔します。

 

 

・基準値内であれば健康

 

・貧血がある場合(=ヘモグロビン値が基準値より低い場合)のみ鉄不足をチェックする

 

・フェリチンが高ければ鉄過剰

 

・鉄は過剰で肝障害を起こすのでむしろ控えるべき

(欧米の教科書は全てコレ。欧米では小麦に鉄が入っているため鉄過剰が問題になりやすい)

 

 

などなど。

 

 

 

今までの間違った常識が邪魔します。

 

 

しかし、よく考えてみて下さい。

 

怒っても、責めても、

何も良くなりません。

 

 

全く、何1つ、

良くなりません。

 

 

怒りは大きなエネルギーを生み出しますが、

その炎は我が身も焼き尽くします

 

 

私は現状を変えたい、

より良くしたい、

と思っています。

 

 

下記もご参考に。

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医療不信的な?

 

 

怒りについて

 

 

怒りについて、その2

 

 

それは怒るべき!

 

 

ABOUT ME
医師水野
内科医。2003年に医師免許取得(医籍登録)。 両親とも糖尿病家系。2度肥満だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。 その後、糖質オフやビタミン・ミネラルなどの情報をブログ、Facebook、YouTubeなどで発信。 監修本「糖質オフ大全科 (主婦の友社)」が中国でミリオンセラーに。 著書は「糖尿病の真実~なぜ患者は増え続けるのか~ (光文社新書)」「1年で14キロ痩せた医師が教える 医学的に内臓脂肪を落とす方法(エクスナレッジ)」「薬に頼らず血糖値を下げる方法(アチーブメント出版)」、など。