肥満は栄養失調の流れ。
レプチンが終わり、
空腹ホルモンのグレリンに入ってます。
で、前回までが
グレリン→若返り?超良さそう!
グレリン→お腹空く。太る。
という両面性について書きました。
痩せるためには
グレリンは抑え気味の方が有利、
という事です。
では、どうしたら
グレリンの分泌を抑え気味
にできるのでしょうか?
睡眠不足だとグレリンが出ます。
つまりお腹が減り、太りやすくなります。
アブラっこいのを欲しくなる、
なんていう作用も言われています。
睡眠不足はダイエットの大敵、と言われる理由の一つです。
そんな私は、睡眠不足なう、みたいな。
という事で、まずは
充分に睡眠を摂って
グレリン分泌を抑えると良い
という事です。
あとはグレリンは
「時間で出るようになっちゃう」
という点が要注意。
例えば、毎日3時のおやつを摂っていると、
3時前になるとグレリンが出ちゃいます。
太ります。
断食すると、この記憶された
「グレリンが出やすい時間」
がリセットされます。
1日1食にすると痩せやすい、という理由でもあります。
なお、1日1食にして失敗するパターンは下記。
・1食で必要なタンパク質量を摂れない
・かえってドカ食い。1日1食だと消化・吸収が高まっているので体脂肪に。
・代謝が正常化していないと1日1食で栄養失調が進むか、空腹に耐えられない。
そう、1日1食で健康になる、というよりは
健康だから1日1食でイケる、という感じです。
食事がうまくいくかどうか?は
グレリンだけではないんです。
さて、グレリンに話を戻して。
あとは、
グレリンは肥満の人では少ない
事が知られています。
でしたら、お腹が減りづらく、
それ以上、太らない気がしますよね?
まだその辺りがどうもハッキリしていない様子。
グレリン自体が「研究中」な感じです。
色々とグレリンの調節されっぷりや、
作用などが研究されていますが、
まだまだ分かっていない事も多そう。
なにせ1999年に発見されたばっかりのホルモン。
今後、もう少し色々分かって、ハッキリしてくる事でしょう。
という事で、
ここまでが
「一般的な」
肥満の人が食べ過ぎちゃう、っていう説明。
「ホルモンが異常だから!」
満腹ホルモン「レプチン」が・・・、
空腹ホルモン「グレリン」が・・・
とか説明されると、
説得力があるっぽいですよね!
専門って感じしますよね!
で、ここで恒例となったアレですよ、アレ。
「なぜ?」
ホルモンの異常で食べ過ぎる。
では、その 「ホルモンの異常」 は
「なぜ」
起きるのか?
いっつも「なぜ」がすっぽ抜けるんですよね。
細かい所、細かい所にいっちゃってる。
そういう研究が多いです。
次回は、この「なぜ?」から
ついに「肥満は栄養失調」の本題へっ!!!