満腹ホルモン「レプチン」が一段落したので、
次は
「グレリン」。
グレリンは通称「空腹ホルモン」。
グレリンは胃で作られる。
で、空腹ホルモン「グレリン」は、
胃で分泌されると血液にのって 脳の下垂体に届く。
するとっ! 何とあの有名な!
「成長ホルモン」を分泌させるのである!
ふーん・・・。
いやいや、ちょっと待てよ。
「成長ホルモン」が、空腹ホルモン「グレリン」によって分泌されるですと?!
成長ホルモンの作用は、子供の頃に成長させる作用だけにあらず。
「若返りホルモン」などと言われるホルモン。
糖・蛋白・脂質の代謝を活発にしたり、筋肉を成長する働きも。
空腹ホルモン「グレリン」さん、超良さそう!
「成長ホルモン」を分泌させるなんて、超良さそう!
そう思う事でしょう。
グレリンいっぱいになぁ〜れ、とか思う事でしょう。
はい、
グレリンは、
体重増加や
脂肪組織の増大の作用があります。
人体ってうまくできてますよね。
グレリン→若返り?超良さそう!
グレリン→お腹空く。太る。
そう、両面性があるホルモンです。
というか、ホルモンって大体、両面性があります。
とにかく多ければ多いほど良い、なんてホルモンはないんですよね。
どこかがおかしくなります。
次回はそんな両面性のあるグレリンの特性について。
どんな時に出るのか?
そして、前座の「ホルモン異常」を引っ張り、
まだまだ「肥満は栄養失調」に到達しないという・・・!!