その他の健康

Bスポット療法(EAT)とは?-4/5

<通院が必要なの?>
Bスポット療法は、医療機関で行う治療(処置)なので、通院が必要です。

ケース・バイ・ケースですが週に1~2回のペースで処置(1%塩化亜鉛溶液を鼻咽腔に塗る)を行い、計10回~15回程度で効果をチェックします。その時点で治療効果がみられていれば継続、効果がみられていない場合は終了、のような感じになります。実際には、施行しているドクターの判断によります。

また、一度、症状が改善しても、上咽頭の炎症が残存した状態でBスポット療法を中断すると、症状が再びぶり返す事があります。このため、通常は症状が改善された場合そこで治療が終了となりますが、状態維持のために継続して治療を行うケースもあります。

<おいくらなの?>
保険診療だったり、自由診療だったりします。また、鼻咽腔ファイバーを使うドクターと使わないドクターがいます。それによって、お値段が違ってきます。

保険診療で鼻咽腔ファイバーを行う場合だと、初診で3割負担で3,000円ほどになります。再診で処置(塗る)だけの場合は、500円ほどになります。再診で鼻咽腔ファイバーを行う場合だと、2,300円ほどです。自由診療の場合には、医療機関ごとにお値段が違ってきます。

ABOUT ME
医師水野
内科医。2003年に医師免許取得(医籍登録)。 両親とも糖尿病家系。2度肥満だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。 その後、糖質オフやビタミン・ミネラルなどの情報をブログ、Facebook、YouTubeなどで発信。 監修本「糖質オフ大全科 (主婦の友社)」が中国でミリオンセラーに。 著書は「糖尿病の真実~なぜ患者は増え続けるのか~ (光文社新書)」「1年で14キロ痩せた医師が教える 医学的に内臓脂肪を落とす方法(エクスナレッジ)」「薬に頼らず血糖値を下げる方法(アチーブメント出版)」、など。