<欠点は?>
Bスポット療法は、効く時は効きますが、欠点もあります。
上の症状や病気のすべての症状に効く訳ではありません。効くケースと、効かないケースに分かれます。
さらに、処置(塗る)の後に「痛み」があります。塗った所が痛くなりますし、出血する事もあります。治療後の上咽頭や中咽頭におけるヒリヒリとした痛みは「ひどい風邪をひいたときのノドの痛み」によく似た感じです。この痛みは2~3日間は続くことがあります。
しかも、基本的には上咽頭の炎症が〝強いほど〟痛みがでます。しかし、2回目以降は回を追うごとにこの痛みは、減っていきます。痛みが減ってくれば、「効いている」とも言えます。
5回目を過ぎるころにはこの痛みは数時間程度のものに軽減される方が大半です。
また、治療通院が頻繁(週2~週1)に必要になる、というのデメリットです。
<治療の対象外なケースは?>
治療後に痛みがあるため、幼児は基本的には対象外としているドクターが殆どです。小学校高学年ぐらいから、としている医療機関が殆どです。また、最近喘息の発作が出た方や、血液をサラサラにする薬を複数飲まれている方は治療対象外とされます。
逆に、妊娠中の方や授乳中でも、治療対象となります。特に胎児や母乳に影響しないため、です。