糖質オフライフ

外食で蛋白質とお酒をいっぱい摂ると?

外食の時に

「蛋白質」と「お酒」をいっぱい摂る。

そんな時は、糖新生は起きているか?


糖新生は起きてない可能性の方が高いです。

「糖質」と他の栄養素、

つまり蛋白質や脂質と一緒に摂ると太ります。

それは、糖質摂取でインスリンが出るためです。

インスリンは糖新生は抑えますが、

蛋白質と脂質を肥満細胞に脂質として蓄える方向にもっていきます。

焼酎なら糖質はゼロなので良いですが、

ワインは多めだと糖質過多となります。

日本酒は糖質が多いため、糖質ゼロの日本酒でない限りは糖質過多です。

お酒を気にせず飲む、という場合は一緒に食べるツマミの類いも、積もり積もれば糖質過多のもしれません。

つまり、蛋白質量の前に糖質量が問題となります。

もちろん、過剰な蛋白質はインスリンの影響で肥満細胞に体脂肪として蓄えられます。(この時、インスリンにより糖新生はストップしています)

翌日に体が「ぶよぶよに感じて体重が増えている」という場合は、インスリンの影響です。

インスリンは尿を作る時に、水分と塩分を再吸収する働きがあります。

ABOUT ME
医師水野
内科医。2003年に医師免許取得(医籍登録)。 両親とも糖尿病家系。2度肥満だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。 その後、糖質オフやビタミン・ミネラルなどの情報をブログ、Facebook、YouTubeなどで発信。 監修本「糖質オフ大全科 (主婦の友社)」が中国でミリオンセラーに。 著書は「糖尿病の真実~なぜ患者は増え続けるのか~ (光文社新書)」「1年で14キロ痩せた医師が教える 医学的に内臓脂肪を落とす方法(エクスナレッジ)」「薬に頼らず血糖値を下げる方法(アチーブメント出版)」、など。