今回は、糖質オフしつつ、太りたいという方に。
元記事:2015年6月6日
最終改訂:2019年9月20日
贅肉はつけない
贅肉をつけるのはお勧めしませんので、筋肉をつける方向で書いていきます。
糖質を摂ればやせない、という話もよく耳にします。
そのとおりですが、それは筋肉や骨がやせ細り、体脂肪が増えています。
要らない栄養素(糖質)を摂るということでは、要らないものが増え、必要なものが不足していきます。
全く健康的ではありません。
糖質を摂ってやせないのは、筋肉や骨が減って、体脂肪が増えている。不健康。
つまり、手足は細くなり、お腹が出てきます。
いわゆる「みっともな身体」になってしまいます。
その糖質をタンパク質に変えていくとよいでしょう。
糖質オフするとさらに痩せる=栄養失調
よく、「糖質オフでさらに痩せる!」という人がいます。
単純に栄養失調です。
食べ方が間違っています。
摂取しているタンパク質の量と、脂質の量が圧倒的に足りません。
さらに痩せる人は概ね、タンパク質が現状の3〜5倍は必要です。
タンパク質を現在の3〜5倍を目標に、徐々に増やしていく。脂質も摂る。
糖質オフで痩せてる人がさらに痩せるのは栄養失調。
当然ながら、筋肉自体は筋トレしないと増えません。
筋トレ方法については各自調べてください。
筋肉はタンパク質を摂取して、筋トレしないと増えない。
今回は健康的に体重を増やしたい方の食事について書きます。
答えはシンプルです。
「1に動物性蛋白質、2に脂質」
以上です。
健康的に体重を増やしたい方の食事は、
「1に動物性蛋白質、2に脂質」
動物性蛋白質とは、前回も書きました通り
肉、魚貝、卵、チーズ
です。
これらは比較的筋肉になりやすいものです。
しかし、太れない、という方の食事を拝見すると植物性蛋白質、つまり豆類をとっている事が多いのです。
太りたい人は一旦、豆や野菜とさようならしましょう。
目標の体重・体型になるまで。
また太りたいという方はやはり「脂質も良くない」という従来の間違った説が頭から離れずに、脂質の摂取量が少ない事が多いです。
脂質もしっかりとりましょう。
動物性の脂質も問題ありません。
逆に動物性脂質から植物性脂質にして死亡リスク上昇という論文もあります。
例によって江部先生のブログへのリンクです。
ステーキの脂身を食べても健康的なのです。
料理にラードを使っても健康的なのです。
ちなみにラードと書くと「匂いが・・・」と思うかもしれませんが、
よく売っている雪印さんのラードは無味無臭です。
お値段もお手頃です。
顔や体に塗っても良いです。
というか私も一時期、毎日塗ってした。
バターも超オススメ
バターについては、別ページで書いています。
https://mizunodoc.jp/archives/489
牛肉と水だけでヒトは生きていける
ちなみに最近、牛肉と水だけで20年なご家族が話題になりました。
卵も「完全栄養食」と言われるほど、栄養があります。
その位、動物性蛋白質(と一緒に摂れる脂質)だけで大丈夫なんですね。
以上、糖質オフで太る方法、でした。