その他の健康

プロテインで腎臓が壊れる?!-3/4-カルシウム

腎臓が壊れるプロテインの特徴「3つのNG」を再掲しておきます。

〜腎臓とプロテイン、3つのNG〜
❌ 糖質が多いプロテインはNG!
❌ カルシウムが多いプロテインはNG!
❌ 人工甘味料入りのプロテインはなるべく避ける!

<カルシウムを避ける>
健康のためにやたら推されている「カルシウム」。このカルシウムは多過ぎると腎臓を破壊します。現代日本では、カルシウム添加の飲食物は、むしろ避けておきましょう。

そして、「カルシウムが多いプロテイン」というものも存在します。上の「増量用プロテイン」にも、カルシウムが添加されているものがあります。また、「子供向け」として売られているプロテインは、殆どがカルシウムまみれです。「健康・成長のために!」とか言って、やたらとカルシウムが添加されまくっています。が、避けましょう。

子供でもカルシウム添加のものを避けておきましょう。プロテインも含めて、カルシウムが添加されているお菓子などの飲食物も避けておきましょう。

成人の1日の食事からのカルシウムの平均摂取量は、およそ500mgです。カルシウム添加のプロテインには、1回量30g中に300mgほど入っています。多過ぎです。これを1日に2回分とか3回分とか何週間も摂り続ければ、あっという間にカルシウム過剰になっていきます。

過剰なカルシウムは子供でも大人でも腎臓を破壊します。余ったカルシウムは、全身のあちこちにこびりつきます。血管の中にも、こびりつきまくります。そして、腎臓は細かい血管のカタマリのような臓器です。

つい先日も、高カルシウム治療で腎臓がガンガン壊れている方を見かけました。なお、既にカルシウムで腎臓がヤラれ〝かけて〟いる場合には、マグネシウムを摂れば改善します。ただし、腎不全レベルまでヤラれてしまうと、マグネシウム中毒になるのでマグネシウムの摂取はNGになります。

年齢や体重に応じて、「にがり」を飲み物などに数滴、入れて飲ませればOKです。多過ぎるとマグネシウム中毒になるのでご注意ください。


❌ カルシウムが多いプロテインはNG!

 

<おまけ:プロテインの例>
不足しがちなタンパク質。そのタンパク質の摂取にはホエイプロテインが有効です。1日2回、朝と夕の食前に摂るといいでしょう(食後だと満腹で飲めない)。また、痩せている人は付属スプーン1/4〜1/2などの少量で、とにかく朝夕の1日2回を摂り続けましょう。1年経つとスプーン1杯の量が飲めるようになります。

山本義徳先生が監修している高品質のホエイプロテイン(プレーン)なら以下のものがあります。

VALX バルクス ホエイ プロテイン WPI パーフェクト Produced by 山本義徳 1kg プレーン味 タンパク質含有量96.4% (40食分)
¥6,278 (6,780 税込)

また、人工甘味料ゼロで〝味付き〟のものでは、「ウルトラ」というシリーズのものがあります。

ULTORA ウルトラ ホエイプロテイン 抹茶ラテ風味 450g 人工甘味料不使用 国産
¥3,417 (3,690 税込)

 

今回の、この「腎臓とプロテイン」は、公開投稿では4話完結です。オンライン・サロンでは、ここから更に踏み込みまくって、全8話になっています。なんと、倍量!サロン限定の後半部分は、⚠️とても公開では載せられない内容⚠️になっています。

実際に、サロン限定の後半部分は、こう始まります。

「言ってみれば、ここまでの話は「前座」です。公開投稿してもいいレベルの話しかしてません。むしろ、ここからが「サロン記事」としての本領発揮な部分です。」

全8話の内容は、こうなっています。

・公開投稿と同じ部分:(1)3つのNG、(2)高糖質はNG、(3)高カルシウムはNG、(4)人工甘味料と添加物はNG

・サロン限定部分:(5)タンパク質自体は?、(6)真犯人は?、(7)低タンパクは?、(8)低タンパクの結果は?

サロンについては、コチラ。

ABOUT ME
医師水野
内科医。2003年に医師免許取得(医籍登録)。 両親とも糖尿病家系。2度肥満だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。 その後、糖質オフやビタミン・ミネラルなどの情報をブログ、Facebook、YouTubeなどで発信。 監修本「糖質オフ大全科 (主婦の友社)」が中国でミリオンセラーに。 著書は「糖尿病の真実~なぜ患者は増え続けるのか~ (光文社新書)」「1年で14キロ痩せた医師が教える 医学的に内臓脂肪を落とす方法(エクスナレッジ)」「薬に頼らず血糖値を下げる方法(アチーブメント出版)」、など。