その他の健康

喉痛・咳対策の「ハチミツ大根(大根飴)」

喉痛・咳対策の「ハチミツ大根(大根飴)」
知っている人は知っている、やたら効くと噂の民間療法。皆さんも、喉が痛くなったら試してみるといいかも?私の妻も「軽い喉痛だとすぐに治る、カリンや生姜なども良い」とか申しておりました。「レモンとか柚子を入れると、大根臭さがマシになる」というコメントも。

(1)大根を切る(サイコロ状や短冊型など)
(2)ハチミツをかけて放置(3時間、1晩、2・3日とバラつきあり)
(3)大根から水分が出てきてサラサラな液体になる
(4)舐める(1回小さじ1杯、1日3回など)

〜バリエーションなど〜
・大根臭さが気になる場合、レモンや柚子を入れる
・白湯にハチミツ大根の液体を入れて、生姜も入れる
・放置ではなく、おろしたての「大根おろし」にハチミツをかける
・ハチミツだけより大根アリの方が効く
・1歳未満はハチミツNG(ボツリヌス菌の毒素でヤラれる)のため、メイプルシロップを使う

参考)おろしたての「大根おろし」
・大根の皮にはビタミンCが多いため、皮ごとすりおろすとビタミンC多めに。
・大根おろしにすることで新たに生まれる栄養素=「辛味成分イソチオシアネート」。解毒作用、殺菌作用、抗炎症作用、食中毒予防、発ガン抑制、血液サラサラ効果で血栓予防、消化促進、抗酸化作用などがアリ。
・辛味成分イソチオシアネートは大根をすりおろし、細胞を壊すことによって生まれる。勢いよくガシガシとすりおろすと効果的。また、大根の丸い切断面をおろし金に垂直にあてて、繊維を断ち切るようにおろすことで細胞をさらに壊すことができ、辛味成分イソチオシアネートが多くなる。
・先端部分は、皮が厚くビタミンCも多め、上部より辛味成分イソチオシアネートも多め。

ABOUT ME
医師水野
内科医。2003年に医師免許取得(医籍登録)。 両親とも糖尿病家系。2度肥満だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。 その後、糖質オフやビタミン・ミネラルなどの情報をブログ、Facebook、YouTubeなどで発信。 監修本「糖質オフ大全科 (主婦の友社)」が中国でミリオンセラーに。 著書は「糖尿病の真実~なぜ患者は増え続けるのか~ (光文社新書)」「1年で14キロ痩せた医師が教える 医学的に内臓脂肪を落とす方法(エクスナレッジ)」「薬に頼らず血糖値を下げる方法(アチーブメント出版)」、など。