結論から言えば
「available carbohydrate」
が一番、該当します。
会話だと?
英語を話す人達の間でも少し揺れがあるようで、
例えばココでも回答がブレています。
回答1:sugar=糖質
回答2:sugar=糖質
回答3:sugarsか、total sugars=糖質
割と、sugar=糖質、というのが一般会話レベルでは妥当なようです。
お硬い場面だと?
ただし、ちょっと正式な場では、あまり使わない、という声もあります。
お硬さMAXの
「国際連合食糧農業機関(FAO)及び世界保健機関(WHO)によるガイドライン」(2013年)
(正式名は、「栄養表示に関するガイドライン CAC/GL 2-1985」)
では、
「available carbohydrate」=「糖質」
と明記されています。
まとめ
という事で、会話レベルでは
「sugar」=「糖質」
で、文書などでは
「available carbohydrate」=「糖質」
という事のようです。
ただし、sugarも正式な定義がキッチリ定まっている訳ではなく、
意味がブレている事がありますので、
・「全ての糖=糖質」として使われているのか、
・「単糖類と二糖類だけを示す=糖類」として使われているのか、
など注意が必要です。
「糖質」の正式な訳は「available carbohydrate」
「sugar」は「糖質」だったり「糖類」だったりする。
一般的な英語表記での例題
でも、栄養の成分表示では、糖質量って感じでは書いてない事がほとんどです。
そういう時は
糖質量=炭水化物ー食物繊維
で計算します。
たとえば、このように記載があります。
Total Carbohydrate 5 g
Dietary Fiber 1 g
Sugars 0 g
日本語に直すと、
Total Carbohydrate 5 g → 炭水化物5g
Dietary Fiber 1 g → 食物繊維1g
Sugars 0 g → 糖類 0g
となります。
この場合の「Sugars」は「糖類=単糖類と二糖類のみ」であり、
多糖類まで含む「糖質」の意味では無い点に注意が必要です。
そして糖質量は引き算で出します。
炭水化物5g − 食物繊維1g = 糖質4g
となるわけです。簡単ですね。
最近「net carbs」ていうのを、見かけるんだけど?
それぞれの部分では、
net=正味の
carbs=carbohydrates=炭水化物
となります。
しかし、この「net carbs」は正確な定義がありません。
なので、
「糖質」の意味で使われる事もあれば、
「炭水化物から糖アルコールを引いたもの」として使われる事など、
イロイロになっちゃってます・・・。
さらには、
「炭水化物から、食物繊維、グリセリン、糖アルコールを引いた残り」
として使われていたりと、
とっても注意が必要です。
net carbsには要注意!
意味がバラバラで使われています。
以上、英語について、でした。