その他の健康

冬の風邪対策

今回は冬の風邪対策について。

 

助手くん
助手くん
ハカセ、風邪対策って暖かくする、とか風邪薬を飲むとかですか?
ハカセ  
ハカセ  
実はそれ以外に風邪の対策はあるんじゃよ。

 

 

 

 

風邪対策には栄養!

 

さて、冬は、インフルエンザ胃腸炎が流行します。

かかると超大変なのは、皆さんもご存知の通り。

 

その予防には

(1) 高タンパク食・糖質オフ

(2) NAC(N-アセチルシステイン)

(3) ビタミンC

(4) ビタミンA

などなど、があります。

 

ワクチンよりも、よっぽどお勧めです。

インフルエンザのワクチンを2回も打ったのに、元旦から思いっきりインフルエンザにかかった事が懐かしい今日この頃です。(糖質オフもビタミンサプリも知らない時代のお話

あけまして、イキナリ・インフルエンザ!!

 

2回打ったのだから、症状は軽かったんだろう、って?

いえいえ、フツーに40度、がっつり熱が出ましたよ!(笑)

 

 

 

NAC

 

何回も書いていますが、NAC(N-アセチルシステイン)については、こてつ名誉院長のブログにも記事があります。

 

実際のNAC(N-アセチルシステイン)は、Now社のものでも他社のものでもかまいません。

内容もほとんど変わりません。

Now社のNACは例えばコレです。

 

NACは風邪の予防では、600mgのカプセルなら、朝1カプセル、夕1カプセル

 

風邪ひき始めは朝2・夕2に増やしガッツリ風邪にかかったらさらに増やします

 

最大で600mgカプセルを朝5カプセル、夕5カプセル

つまり、1日10カプセル、6000mg。

 

なお、NACには「セレン」が含まれているものがあります。

別途、セレンを内服している場合は、1日の合計が200mcg以上にならないようにご注意

ずっと1日200mcg以上、摂っている場合にはセレンの中毒になる可能性があります。

 

 

 

 

ビタミンA

 

ビタミンAは、タンパク質が充分に摂れているなら、1日10万IUまで摂取可能

充分に摂れている、というのは体重2倍のグラム数のタンパク質量を「プロテイン・スコア換算」で摂っている場合

 

タンパク質不足の状態なら、ビタミンAをサプリで摂るのはやめましょう。

タンパク質不足が解消してきたら、1日1万 IUまでにしておきましょう。

(BMIが最低でも20以上、肉を1回で200g以上食べられる、採血でBUN20以上、プロテインを毎日2回以上飲んでいるなど、全てに当てはまる場合

 

つまり、プロテインを飲みまくったり、ステーキを1日1kgくらい食べている人以外は、ビタミンAをサプリで摂るのはやめておきましょう

 

タンパク質不足でのビタミンAの大量摂取は、細胞膜が融解するリスクがあります

 

 

 

ビタミンC

 

ビタミンCは最低で普段から1日3gを摂っていると風邪の予防になります。

ただし、風邪を引いてしまった場合には、普段よりビタミンCの消費量・要求量が増えます

このため、下痢しないギリギリの量まで増やすと良いでしょう

 

 

 

 

漢方薬はどうなの?

 

栄養の次は、「漢方薬」について。

 

インフルエンザっぽい、熱・ダルい、という場合で、咳や痰も鼻水もあまりないなら、

「麻黄湯」

という漢方薬も良いでしょう。

 

他に、風邪の漢方は以下のようです。

 

咳だけで痰も熱も無いなら「五虎湯」、

咳と痰があれば「麦門冬湯」、

喉が痛いなら「桔梗湯」、

熱っぽい風邪の初期なら「葛根湯」。

 

非常にザックリと書くと、上記のようになります。

 

それぞれ、細かく「こういう時に効くっぽい」みたいなのがパッケージにも書いてあるので、購入前によく説明文を読んでから買いましょう

 

これらの漢方は、意外とドラッグストアで市販されています。

 

繰り返しますが、各パッケージに対象となる状態がもう少し詳しく載っているので、買う時は見てから買いましょう。

 

なお、葛根湯が一番味の主張があります。つまり激マズです

 

ただし、最近は錠剤の漢方もあるので助かります。

 

インフルエンザに麻黄湯が効く、というのは大変有名で、感染症に詳しい医師も良く言ったりしています。

熱とダルさが出たら、飲んでみるのも1つの手ですね。

 

 

以上、冬の風邪対策、でした。

ABOUT ME
医師水野
医師水野
医師、アキバ水野クリニック院長。 2003年に医師免許取得(医籍登録)、2019年2月13日にアキバ水野クリニックを開設、院長となる。 両親とも糖尿病家系。2度肥満だった自らの体の劇的な変化をきっかけに、糖質制限を中心とした治療を開始。 97単位に及ぶインスリンの自己注射を不要とするなど、2型糖尿病患者の脱インスリン率100%という実績を打ち出す。 糖質制限やインスリンを使わない治療法などの情報をブログ、Facebook、Twitterや、講演会などで精力的に発信。 現在は、がんに対するビタミン・ケトン療法も実践中。 著書は「薬に頼らず血糖値を下げる方法」「みるみるやせる・血糖値が下がる 最強の糖質制限ガイドブック」など。