この記事は、有料オンラインサロン過去記事(シーズン1~3)の公開版です。
現サロン(シーズン4&5)に参加希望の方はコチラをご覧ください。
目指せ究極の美肌!
美肌、それは多くの人が目指すもの。
肌は最も目立つ部分。
それを「美しく」しよう、というのは自然な思い。
という事で、美肌対策です。
基本はいつもと同じです。
ラインナップは下記。
美肌対策リスト
高タンパク・糖質オフ
ビタミンC
ナイアシン
ビタミンA(アスタキサンチン)
その他のビタミン
NAC
セレン
亜鉛
マグネシウム
Fish Oil(ω3)
ビオチン療法
高タンパク・糖質オフ
タンパク質不足のうちは、しっかりとタンパク質を。
体重の2倍が推奨。
タンパク質が足りてきたら1倍でもOK。
ただし、
閉経前の女性(生理がある女性)は、最低量が1.3倍
慢性疾患のある人は、最低量が1.5倍
です。
また、運動量が多い方、筋トレしている方なども、体重の2倍量がオススメ。
糖質で、お肌が「老ける」のは、基本中の基本。
「糖化」と「インスリンによる酸化」でボロボロに。
糖質オフなくして、「究極の美肌」はあり得ません。
ビタミンC
お肌に大切なコラーゲン。
口からコラーゲンを摂っても、消化されてバラバラになって終わりです。
私達のお肌に、コラーゲンを行き渡らせるには、体内で作る必要があります。
そのコラーゲンの材料は、ビタミンCとタンパク質。
どちらも、蓄えが全く出来ない栄養素ですので、毎日、しっかりとした量が必要です。
さらに、日焼けした時などは、普段の2倍の量が必要になる事も(特にビタミンC)。
夏の日焼け時には、タンパク質とビタミンCをいつもより増量しましょう。
また、ビタミンCのローションも、モノをきちんと選べば有効です。
ビタミンCローションについては、コチラをご覧ください。
https://mizunodoc.jp/archives/2523
ナイアシン(ビタミンB3)
実はお肌にはナイアシンも超重要。
ナイアシンは、微小循環を改善する効果があります。
お肌はまさに「微小循環」のカタマリな臓器。
みずみずしいお肌をもたらしてくれます。
さらに、ナイアシンはDNAやRNAなどの材料に。
夏や山などの、強い紫外線によるDNAのダメージを治すのもナイアシンが必要。
新陳代謝が激しいお肌には、ナイアシンが必須。
私達のお肌が生まれ変わるには、ナイアシンが必要です。
さらにナイアシンは「最強」のビタミン。
抗酸化力も最強です。
つまり、お肌の各種ダメージから守ってくれるのもナイアシンが最強。
お肌の炎症も改善してくれます。
ナイアシン、最・強・っ・!!
このように、究極の美肌を目指すなら、「素のナイアシン1日3000mg」は必須です。
フラッシュフリーのものでも、ほぼ同等の効果があります。
ナイアシンアミドは、効果が少なめです。
なお、「素のナイアシン1日3000mg」までの増やし方は、ナイアシンのページを参照ください。
ビタミンA
お肌には、実はビタミンAも大切です。
しかし、いつも言っているように、タンパク質不足のままビタミンAを摂ると「細胞が溶ける」という毒性を発揮してしまいます。
体内でビタミンAになる「前駆体」というカタチで摂るといいでしょう。
この場合は、必要量だけ体内でビタミンAに変換されます。(もちろん、完全にリスクゼロではありませんが)
ビタミンAの前駆体には、「β-カロテン」があります。
他にもβ-カロテンに類似している「アスタキサンチン」という物質もあります。
どちらかと言えば、抗酸化力の強い「アスタキサンチン」の方がオススメです。
サーモン、エビ、カニの赤い色素が、このアスタキサンチンです。
フラミンゴのピンク色も、アスタキサンチンが変換されたものです(カンタキサンチンと言います)。
アスタキサンチンは、1日12mg程度を摂りましょう。
多めに摂っても大丈夫ですが、一度に12mg以上摂っても効果は増えません。
また、過剰摂取した場合でも、「便が(アスタキサンチンの色の)赤色っぽくなる」という位です。
ビタミンA自体とは違って、比較的安全です。
ただし、しっかりと効果が出るまでに(体内に行き渡るために)は、数ヶ月が必要です。
長い目でみて、アスタキサンチンを摂っていきましょう。
アスタキサンチンは脂溶性なので、体内に蓄える事が出来ます。
このため、水溶性のビタミン(ビタミンB群とC)のように、毎日摂らないと効果が減る、という事はありません。
たまに飲まない日があっても大丈夫、という事です。
逆に、ビタミンB群やビタミンCは、毎日、摂った方が有効です。
その他のビタミン
もちろん、C以外の他のビタミンも超重要です。
B50やB75、E、D・Kなども必要です。
B75 x2〜4
E 400IU x2(D-α-トコフェロールのみのタイプ)
D 1万IU
K(K2 Mk-7) 180mcg
このあたりは必須です。
NAC
NACは、N-アセチルシステインの略。
体内で「グルタチオン」になります。
グルタチオンは、保険適応のある処方薬にもなっており、
効能効果にも
「急性湿疹、慢性湿疹、皮膚炎、じんま疹、リール黒皮症、肝斑、炎症後の色素沈着」
とバッチリ記載されています。
このように、女性が悩まされる「肝斑」や「色素沈着」にも効果があります。
つまり、国が認める「美白」アイテム。
それが「グルタチオン」です。
NACは、体内でその「グルタチオン」に変換されます。
量は、600mgx2から、x10まで。
通常は、x2でよいでしょう。
日焼けした時などは、x4くらいに増やすのもアリ。
セレン
お肌に大切な「抗酸化作用」。
セレンは、その中でも「最強の抗酸化ミネラル」。
ミネラルの中では最強です。
最強っ!
ただし、非常に中毒になりやすいミネラルなので、1日200mcg程度までにしておきましょう。
多く摂ったからといって、効果が強くなるわけではありません。
亜鉛
医療でお肌といえば、「亜鉛」。
私達のお肌には非常に多くの亜鉛が存在しています。
コラーゲンを作るにも亜鉛は必須。
お肌のダメージを回復させる時にも多くの亜鉛を使います。
ついでに、髪の毛も多くの亜鉛が必要です。
その一方で、お肌は入れ替わりが激しいので、亜鉛も不足しがちです。
タンパク質と亜鉛を摂る事で、お肌の回復力がアップします。
というのも、タンパク質を吸収する時にも亜鉛が関係するからです。
さらに、亜鉛は「抗酸化作用」もあります。
お肌を作るだけでなく、ダメージからも守ってくれます。
量は1日30〜50mg。
不足している人は、50mgがオススメ。
ただし、タンパク質不足だと胃がムカムカして受け付けないので少量から。
また、亜鉛は銅の吸収を阻害します。
長期間、亜鉛を飲むなら「銅入り」の亜鉛を。
銅入り亜鉛は、「Opti-Zinc」で検索するとヒットします。
マグネシウム
マグネシウムも、亜鉛と共に、超不足しがちなミネラル。
ほぼ全員が不足していると言っても過言ではないでしょう。
さらに、乳製品を摂ると乳製品中に多く含まれるカルシウムの影響で、さらにマグネシウム不足になります。
カルシウムは、マグネシウムの吸収を邪魔してしまうから、です。
そんなマグネシウムは、代謝に必須のミネラル。
TCA回路の8ステップある代謝のうち、6ステップはマグネシウムが必須の代謝です。
これはお肌も例外ではありません。
マグネシウム不足では、お肌の細胞もエネルギー不足になってしまいます。
お肌がイキイキするためには、マグネシウムが必須です。
なお、マグネシウムは、浸透性が高いためお肌からも吸収するという特徴があります。
「エプソムソルト(硫酸マグネシウム)」や「にがり(塩化ナトリウム)」を入れた入浴する、などが有名ですね。
塗ったり、スプレーしたりするものもあります。
口からサプリで摂る場合には、1日200〜400mg程度を。
Fish Oil(ω3脂肪酸)
美肌には「抗炎症作用」や「抗酸化作用」が大切。
魚のオイルは、その作用を持つ「ω3脂肪酸」を多く含みます。
また、ω3は美肌だけでなく、老化対策にもなります。
特に肉食では不足しがちなので、ω3の摂取がオススメ。
サプリは、なるべくDHAとEPAの純度が高いものにしましょう。
例えば、コレ(iHerbのプライベートブランド)なら1日1〜3カプセルを。
California Gold Nutrition, California Gold Nutrition(カリフォルニアゴールドニュートリション)、オメガ800ハイグレードフィッシュオイル、EPA/DHA80%、トリグリセリド型、1,000mg、魚ゼラチンソフトジェル90粒
(iHerbの仕様でリンクが無効化されます。手動コピペはコチラ→iherb.co/Cv9piQBH)
MCTオイル
なお、MCTオイルは「美肌」にはあんまり関係ないです。
ケトン体の抗炎症作用もありますが、お肌に関しては、直接的には「弱い」効果しかありません。
空腹感を抑えるという点で、MCTオイルは役立つくらいです。
健康全般にはいいですし、空腹対策にはなります。
そういう意味では、大変有効です。
化粧・洗顔など
肌を荒らす要素を無くすのも「美肌」には重要です。
そういう意味では、化粧や洗顔などは、思いっきり肌にダメージを与えます。
なるべく化粧をしない、薄くするというのも大切です。
また洗剤を使うのも、減らしたり、やめたりした方が美肌になります。
ビオチン療法
ビオチン不足でも、肌荒れします。
ビオチンは、ビタミンB7というビタミンB群(全8種類)の1つです。
メイクと洗顔を最小限にして、ビタミンCなどをサプリで摂り、ビタミンCローションで随分と肌荒れが治った方がいます。
それでも、しつこく肌荒れする。
そんなケースは、ビオチン不足があるかもしれません。
「ビオチン不足による肌荒れ」は、ビオチンを摂らない限り、永遠に治りません。
これを補うための「ビオチン療法」というものがあります。
なお、ビオチンだけ摂っても無効です。
ビオチン(ビタミンB7)と、酪酸菌(市販薬はミヤリサン、強力ミヤリサン。ビオスリーにも含まれます)と、ビタミンCを摂る、というものです。
それぞれ、自分でも取り寄せたりできるので、自宅で出来る治療法です。
ただし、これも量が不足すると、効果ほぼゼロです。
ビオチン療法は効かなかった、という記事をネットで見かけますが、殆どは単に量が足りていなかっただけです。
詳しくは、こちらを。
以上が、美肌対策です。
この記事は、有料オンラインサロン過去記事(シーズン1~3)の公開版でした。
現サロン(シーズン4&5)に参加希望の方はコチラをご覧ください。